2011年5月24日火曜日

ボリビアとは、、、

ボリビアは海以外の自然はすべてそろっている国です。標高100Mの湿原地帯から、4000Mを超えるところにある町。世界で1番高いところにある湖チチカカ湖に、世界最大面積のウユニ塩湖、自然残るアマゾン、ジャングル。。。自然が作り出す景色、本当にトリハダもの。こんな景色、見たことない! 絶景探す旅、できます。

そして文化も色濃く残ります。ボリビアはケチュア、アイマラ、グアラニーの3民族があり、それぞれ言語を持ち、文化を持ちます。今日本で知名度上昇中の幸せになれる、エケコ人形はアイマラ文化の神様で、エケコ=私を買って、という意味らしい。


ボリビアは9つの県があり、3つの地域に分かれます。

高地(ラパス、オルロ、ポトシ)はTHAボリビア、という感じで、アンデスの文化が色濃く、チョリータさん(先住民で伝統的な衣装を身に着けている方)がたくさんいます。富士山以上のところに住んでいる人であるから、太陽と近く、酸素が少ない。紫外線と高山病との闘い。(私はまったく高山病ではない! 人によっては頭痛、食欲なし、消化不良等々で苦しいらしいです)

中間に位置するのがコチャバンバ、チュキサカ、タリハ県。温暖な気候で食べ物がおいしく、住むには非常に良いところ。暑くもなく、寒くもなく。タリハはワインが有名で、この間のタリハ旅行では、もうVino Tinto赤ワインにハマリました、私。

そして低地のアマゾン地帯。私が住むサンタクルス、ベニ、パンドです。ブラジルと接していて、文化もブラジルに近い?らしいです。この地域独特の言葉使いがあり、どうも暑いからか、あまり口をはっきり開けずに発音するため、聞き取り困難。(だからいまだに語学が伸びないのねー、と言い訳する私笑)毎日が夏。酸素多。人働かない。。。。


気候がその生活を変える、そして生活が人格、考え方まで変える、影響を与える、成立すると思います。

高地の人間と低地の人間は考え方や思考が違うらしく、一緒に仕事すると悲惨だとか。私のカウンターパートはスクレ(チュキサカ県)の人ですが、サンタクルスの人間の考え方や習慣について毎日文句、というか「だからサンタクルスは、、、」という感じです。

確かに、4100Mにある世界最高所の都市ポトシは、1年中冬、のように寒い。人々は黒っぽいコートやジャケットを羽織り、背中を丸め、足早く歩く。町全体が落ち着いていて、地味、な感じがしたのは事実です。まぁ、私はその落ち着いた感じがすごく好きなのですが。ここの人たちはサンタクルスの人のように外で堂々とビールを飲みながら何時間も話し、踊り、Tシャツをめくってお腹をだしながら、、なーんてしないんだろうなぁ。
陽気にはなりたくてもなりきれないポトシ。
暑さの中まじめに働くなんてできないよ、というサンタクルス。

違いは大きいですね。


だからこそボリビア国内が1つにまとまるのは難しいのです。それに加えて、都市と田舎の経済格差、生活インフラ格差は広がる一方で、仕事を持つ人と持たない人の格差、それが次世代にも引き継がれ、金持ちと貧乏の差は広がっていくばかり。


それでもボリビアは1つ



そんないろーんな表情を持つボリビアが大好きです^^



ぜひ、みんな旅行に来てくださいな。

日本から飛行機で35時間、ですが、それだけ時間をかけてもいい、と断言できるぐらい素敵な国です☆

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